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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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1.22(水)読了
担任教師の家にもぐりこみ、その妻を病院送りにした上原さくら。妻と離婚させ自分が嫁になろうとするさくらだが、それも上手くいかない。そんなある日、顔にシミがあることに気付く。かつて女優だった頃の、若草いずみの顔に出たシミと同じものである。

さくらは主治医に電話し、担任の妻と自分の脳を入れ替えようとする。嫁を呼び出し、もう少しで手術が始まるという段階で担任教師が現れ、「主治医などどこにもいない。さくらの頭の中の妄想だ」と叫ぶ。そう、すべてはさくらの妄想だったのだ。母親と自分の脳が取り替えられたというのも妄想。実際は自分が母親を殺し、庭に埋めたのだった。その記憶を消すために、自分は自分ではなく、脳を移し変えた母親本人だと思い込んだのだった……。

小学生の頃に読んだ漫画なので、ラストストーリーは忘れていました。すべてはさくらの想像の産物でした。しかしその場合は、大人びた筆跡はどう説明するのでしょうか。若草いずみだった頃の記憶はなぜあるのでしょうか。細かいところを挙げたら切りがないのでこの辺にします。名作であることは確かです。ホラー好きの人には一読をお勧めします。
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