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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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5.16(木)読了
いじめを題材とした童話。

ある日、理由もなく学校のみんなからいじめに遭う主人公。
彼はいじめが理由で、学校に行かなくなってしまいました。
夜空を見上げていると、とても綺麗な星が降ってきました。少年は感動しました。そうだ! この星を作って、みんなに見せてあげれば、感動していじめがなくなるかもしれない!
少年は、その日から「星」の製作にかかりました。そして、大きくなって科学者になっても、星の製作を続けました。「星」はなかなか作れず、失敗ばかりです。事故や爆発などで、主人公に生傷はたえません。それでも、作り続けます。老人になっても作り続けます。そんな姿をみて、いつしかみんなは、彼のことを「星のおじいさん」と呼ぶようになりました。
とうとう星は作れず、主人公は老人ホームに入ってしまい、研究をあきらめてしまいます。
しかしある日、テレビで少年のいじめによる自殺のニュースを見て、憤ります。「いまの時代でも、いじめはなくなっていないではないか!」
おじいさんは再び研究を再開します。そしてある日、ついに星の製作に成功しました。
星を箱に押し込め、おじいさんは天へ召しました。星は膨張し、ついには箱からあふれ出して、おじいさんの家の煙突から空へ吹き溢れました。空一面の流れ星です。しかし、夜遅くなので、誰も見る人はいませんでした。
時は流れ、学校の少年たちが水道で何かを洗っています。
それは、星の残骸でした。

出版社に小学校6年生の女の子から手紙が来たそうです。
その女の子はいじめられており、なぜいじめに遭うのか分からないと書いていました。
その手紙がきっかけとなり、この『星のおじいさま』の本は書かれました。
いじめに遭うのは、本当に苦しいものです。

世の中が愛や感動に溢れて、いじめがなくなれば良いですね。
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