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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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1.19(火)2読目
ホラー小説の巨匠、スティーヴン・キングによる小説の指南書。
生い立ち、道具箱、小説作法の3章立てとなっており、彼の幼児期の様子からどのようにして小説家になったかを、順を追って知ることができます。

作家になるのに欠かせない要素として、スティーブは「よく読み、よく書くこと」をあげています。これは当然のことですが、読まずに小説家になりたいと言う横着者が世の中には多いそうです。そしてもうひとつの重大な要素、それは「素質」です。素質がないものがどんなに頑張っても、商業小説家になることは難しい。同じことを村上春樹氏も語っていましたが、それをいっちゃあお仕舞いよ!

主題である小説作法の章は、いわゆる文章の書き方を教えるのではなく、全体的な小説の創り方や彼の小説を書くスタイルなどが書かれています。スティーブは小説を書く際に、大まかにストーリーを作り上げて、もやもやとした内容をひとつひとつ文章にしていくタイプだそうです。よって、ストーリーは途中で変化することも多いようです。これも村上春樹と同じ。
逆のスタイルは浅田次郎氏。彼は最初から最後までがちがちにストーリーを作り上げて、機械のように正確にそのストーリーを文章にしていく。一貫性のある内容になることは間違いないが、その分、柔軟性に欠けることにはなる。どちらがよいというのではない。自分にとってどちらのスタイルが書きやすいかということでしょう。

などなど、文章を書くにあたって役立つ心構えがたくさん書かれています。
良い指南書だと思います。よって2読了。


「鬼ころし」を飲みながら小説を読むと、途中でストーリーが分からなくなる。
いや別に「鬼ころし」にかぎらない。アルコールが悪いのだ。今日はそれをしてしまった。反省。
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