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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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1.21(土)読了
今回の「まんがで読破」シリーズは「死に至る病」。
名前は知っていますが、読んだことありませんね。キェルケゴールの作品自体初めてです。

主人公の男子高校生と叔母さんを登場させて、彼らの会話を通じてキェルケゴールの世界観、「死に至る病」の内容を紹介しています。きっと、作品を忠実に漫画にしたら面白くないからでしょうね。

内容はほとんど哲学書です。いわゆる実存主義。フッサールとか、日本の仏教の法華経の考え方と似ています。精神世界で有名なバシャールが解いている考え方とも通じている。なので、バシャール好きの私には割りと馴染みのある考え方でした。

しかし、哲学者というのは辛い生き方をしてる人が多いなと思います。フッサールにしても厳格な父親との確執により、困難な人生を歩んでいます。婚約していた恋人とは、自身の厳格な性格から別れてしまいます。彼が性的不能者であることも関係しているかもしれませんね。この辺、厳格な家庭で成長した男性(というか厳格なカトリック)に多いような気がします。

結論からいうと、あまり偏った考え方、生育暦を送ると、困難な人生が待ち受ける可能性が高い、というところでしょうか。いやこの考え方も偏屈すぎるな。
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