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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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10.1(土)読了
久しぶりのゴー宣暫2巻。
アメリカのイラク攻撃に加担した当時の小泉・安倍内閣を批判する内容に終始しています。あとは日中関係やスタッフの内々の話題など。

当時のアメリカ追随の策を2010年の現在から俯瞰すると、完全に誤りであったことがよく分かります。大量破壊兵器保持の疑いがあるということでアメリカはイラクを攻撃しましたが、結局、兵器はでてこなかった。次に、フセインの圧制に苦しむイラク国民を解放するためという大儀を掲げましたが、これは大きなお世話。アメリカは無辜の人間を多数虐殺しました。アメリカはこの戦争犯罪をどうやって償うのでしょうか?

日本もヒロシマ、ナガサキに原子爆弾を落とされた。戦争の早期終結を図るためやむをえない措置だというのがアメリカ側の主張である。本土決戦になったら多数の戦死者が発生するというのはその通りだが、原子爆弾を投下しなくても、アメリカ側が日本の天皇制の保持を約束すれば戦争は終結したというのが実際のところだ。アメリカはそれを知っていて、戦争を終結させないために天皇制保持の約束をしなかった。
理由1……原子爆弾の実験。プルトニウム型とウラニウム型の2種類を実験するためにヒロシマ、ナガサキの2都市に投下した。
理由2……議会対策。国家予算を超える金額をつぎ込んで製造した原爆を使用しなければ、議会で追求されるから。
理由3……ソ連への牽制。

原爆投下について、現在もアメリカは日本に謝罪していない。自分たちの都合の良いことばかり主張するアメリカは嫌いです。世界で一番嫌われている国家がアメリカといっても過言ではないでしょう。アメリカ国民は嫌いではないけど、傲慢なアメリカ合衆国は、私は嫌いです。
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9.29(水)読了
ライトノベル。評判が良いので読んでみました。
高校を題材とした学園物ですが、設定が面白い。AからFまであるクラスはすべて成績順にクラス分けされていて、最高ランクのAクラスが豪華な設備である一方、最低ランクのFクラスは畳にみかん箱の机というありさま。主人公は当然のようにFクラス。
「こんな教室いやじゃー!」
ということで、Aクラスに宣戦布告を申し入れる。戦いに勝てばクラスが入れ替わる仕組みだが、戦争といっても実際に肉弾戦を行うわけではない。学校の成績をゲームのようにパラメータ化して、それをもとに自分の分身であるデフォルメした3頭身のキャラクターが戦うというめちゃくちゃな仕組みだ。当然、成績最低のFクラスがAクラスに勝てるわけもないのだが、主人公たちは、学年2位の成績ながら不本意にもFクラスに転落してしまったヒロインを押し立てて戦争に突入する。

設定はめちゃくちゃですが、案外面白いです。ギャグ一本やりで押し切ったような作品で、文章その他はいまいちです。そのため二十代以上のアダルトには物足りなく感じるかもしれません。
私は結構好きだな。

外見は美少女ながらおかまさんという双子の弟や、むっつりすけべで保健体育の成績だけ以上に良い「ムッツリーニ」など、キャラクターは濃く充実しています。ムッツリーニ、好きだなぁ。

まぁしかし、2巻以降を読むかと言われたら微妙ですね。他に読む本がなければ読んでもいいかな、といった感じです。まずまずの一作でした。


12.20(月)読了
柳沢生活第六巻。
この頃になると作風が安定して、完全にショートショート風になっています。登場人物も1回こっきりの人が多く、家族以外の人は数名を除いてほとんど再登場しません。

この教授、どう考えても神経症としか思えない。強迫観念が強すぎてとても普通の生活を営めないと思うのだが、何事もなく普通の生活を営んでいるところがすごい。自分のルールを自分の中で咀嚼して上手く世間と適合しているのだろうが、ここまで強迫観念が強すぎたら普通は生きているだけでぐったりしてしまうと思う。教授も人知れず悩んでいるのかもしれない。

教授の父親が登場したが、教授が70手前として、父親は90歳以上ということに。二十歳以上年下の女性と再婚したから、教授の母親は教授より年下ということに。まぁ、ある程度の年齢を超えたら、あまり関係ないのかもしれないが。それにしても90オーバーで再婚か。凄いな。

9.28(火)読了
マスターズ後、アメリカでリハビリに専念する沖田。一度傷口を悪化させたものの、幸いにも予後は良好。筋力トレーニングでパワーアップしてドライバーの飛距離も15ヤードほど伸びる素晴らしい状態に仕上がる。

日本への帰国の途についた沖田は、北海道のサン・クロレラオープンにエントリー。一方、練習生の笠先はプロテストのまっただなか。沖田は順当にサンクロレラのぶっちぎりトップ。笠先もベテランの維持を見せ、最終日3日目にして-6のぶっちぎりトップ。プロテスト合格は目前というところで、雨天順延。あと半ホール問題なく進めばプロテスト合格というところまできている。

さて、ついに51巻まで読んでしまいました。持っている「風の大地」はとりあえずこれで終了。現在52巻まで刊行されているようですが、最新刊は古本屋に出回っていないのでパス。いやぁ、それにしても読み応えがあった。
笠先は果たしてプロテストに合格するのか? というところが一番気になります。沖田は古傷を抱えて苦しみながらも順調に試合を進めていくことでしょう。とりあえずこれで「読了」。
9.27(月)読了
足の痛みに耐えながらの18番ホール、沖田は奇跡的なチップインバーディを入れて、試合はオーウェンとのサドンデスに突入。するかに思われたが、沖田の足は限界に達しており、競技委員の決定によりホールアウト。優勝は地元アメリカのオーウェン。沖田は2位に終わった。

その後、沖田は優秀な日本人医師により足を手術してもらう。日本には戻らず、そのままその医師のもとでリハビリに励む。順調に足は治っていくが、人命救助のため河に飛び込んで泳いだのを期に再び負傷。少し治りが遅くなる。

いやいや、またもや沖田2位。簡単には優勝させてくれませんね。まぁ、ここで優勝したら連載的にもいやばいし……と、これ以前も書いたような気がするな。

死んだ宇賀神がたびたび回想ででてくるが、そのたびに説教臭いことを言っているので笑ってしまう。こんなにたくさん出てくるのなら、いっそ生かしておいたほうがよかったのでは? そしてついに、沖田の父親が初登場! 熊本男児らしくびしっと和服を着て、三段ぶち抜きド迫力の初登場をかましてくれました。いやいやいや、ついにやってしまいましたね、坂田・かざまの両氏。
9.26(日)読了
ライトノベル。
超優等生でコギャルの妹と、平凡が身上のとり得のない兄貴。とても仲が悪い兄妹という設定で物語が始まりますが、ある日、ひょんなことから妹の超絶趣味を知ってしまった兄。それを期に、妹から人生相談をもちかけられるようになったが、もちろん仲はよくないままで……。

「妹」と「オタク」がキーワードの本作。
これまで、ネットで評判の良いライトノベルを読んでは落胆していましたが、これは違った。面白い。とても面白い。「涼宮ハルヒの憂鬱」の次に面白いライトノベルだ。まぁ、ラノベそんなに読んではいないけど。

一人称で語られる「俺」の科白は少しわざとらしくも感じますが、そこまで違和感もなくてよかった。軽妙なテンポでストーリーは進行し、抱腹転倒のギャグ、ちょっとほろりとするラスト。完成度はかなり高い。2巻以降も読書決定。いや、ほんと面白いわこれ。
9.23(木)読了
ライトノベル。評判が良いので読んでみました。
異世界からやってきた少女と悪魔のような存在が戦うという、典型的なヒロイックファンタジー物なのですが、世界観が複雑すぎてついていけません。ご都合主義的な設定と覚えきれない横文字の専門(?)用語。途中までがんばってついていっていましたが、最後の最後で面倒くさくなって斜め読みしてしましました。読んでいると眠くて眠くて……つまり、おもしろくないってことかな。

雑魚キャラ2匹と戦った後でいきなりボスキャラとの決戦に至るのもどうかと思う。雑魚、中ボス、副ボス、ラスボスと至るのが王道でしょう。いったいシャナが強いのか敵が弱いのか、比較の対象が少なすぎてわからない。

学園物なのか戦闘のもなのか中途半端なのも痛い。もう少しどちらかにシフトを置いて、設定を簡素にしたらいいと思う。

こう書いていると最悪なラノベのように思えるだろうが、それなりに読める部分もある。学校でのほのぼのとしたところなどはなかなか良い。それ以外は……個人の趣味でしょう。
9.21(火)読了
沖田はまずまず順調に試合を進めて最終日を迎えるが、ここでまた脚の怪我が再発。違和感は徐々に大きくなっていき、ついにはドライバーのスタンスにも影響がでてくる。やむなく沖田は両足をすぼめるような格好でショットを打つが、飛距離は当然のように伸びない。優勝争いに乗っているにもかかわらず大ピンチ。さあ果たしてどうなるか?

マスターズは混戦状態ですが、それにしても試合が長い。全米・全英も5巻くらい使用していたが、マスターズはもっと長いんじゃないか? 7~8巻は続いているような気がする。

まあ、おそらく沖田は優勝できないでしょう。ここで優勝したら世界の頂点を極めたことになってしまい、連載そのものが危うくなる。ジャンボ尾崎なんか目じゃないくらい上のレベルということになるし。日本ツアーなんか参加すること自体が反則のような鬼のような強さになっているし、今現在でも……。

とりあえず現段階で52巻まで刊行されているので、そこまでは読みたいと思う。それ以降は知らん。マンネリ気味で読むのが疲れてきたので。
9.19(日)読了
沖田は順調にマスターズで成績をあげていく。しかしエロ親父の様子がおかしい。沖田が心配して鹿沼に電話で問い合わせたところ、エロ親父の経営する会社の親会社が倒産し、その余波でエロ親父の会社も潰れてしまいそうなことが判明する。それを聞いた沖田は、自分の銀行預金を全部エロ親父のところに振り込んでくれと頼む。その金額4000万円。すごすぎる。

脚の怪我以外は何もかも順調な沖田。特筆すべきことはなにもありません。ずるずると物語が進行していっている感じ。予定調和とでもいうのだろうか。読んでいてもあまり面白いとは感じない。マンネリ気味で斜め読みしてしまう始末。うーむ、ほんとにマンネリだ。

神の子アベルは最終組、沖田とは別の組になってしまった。きっとあまり人気がないからだろう。そのかわり、アマ最強ゴルファーの兄弟が一緒の組になる。単純な力バカの弟と冷静すぎるくらい冷静な兄。漫画みたいなコンビだ。先に試合を終えた弟が兄のキャディをしている。仲の良い兄弟だ。それにしても弟のスキンヘッド怖すぎる。プロレスラーといっても通用するぐらいに。夜道で出会いたくないタイプだな。
9.17(金)読了
新しい3本のドライバーを手に入れた沖田は、勇躍アメリカへと飛び立つ。新しいキャディは、いままで一度もプロのキャディを勤めたことがないという年老いた男。オールドジョージと仲間内からは呼ばれており、別名は口滑りのジョージという。一言多い性格のために、今までのキャディ人生で損をしてきたというが、黒人であるということも大きなネックだったらしい。

さて、沖田はとても順調に試合を運ぶ。1日目は不味いゴルフもあったが、微修正を繰り返しながら徐々によくなっていく。よくないのは一緒に応援に来たエロ親父。なにやらそわそわと落ち着かない。何か悩み事があるようだが……。

こうしてストーリーを追っていると、全米オープン、全英オープン、マスターズと世界のトップゴルファーが競う最高レベルの戦いも、何か大したことないじゃーん、と思えてきてしまいます。しかし現実の世界では、日本人がメジャー大会で2位に輝いたことは一度もありません。ハニカミ王子の石川遼などまったく話にならないくらい凄いことなのです。それにしては取材の数が少ないような……ファンが集まるなんてことも話の中では一度もないし……そこのところどうなのだろうか。


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