忍者ブログ
読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
[44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

11.21(日)読了
無料の季刊小冊子。
最新の文芸本の紹介や発行会社の紹介がほとんどです。その合間に作家さんの短編やコラムなどが書かれています。一冊が10数ページなので、20分もかからず読み終えることができます。電車内などでさらっと読むのに最適です。

今回読んだのは夏号。季節は秋が過ぎて冬が到来という時期になってやっと読んでいるという体たらくぶりです。本の書評やコラムなどは、それなりに楽しめます。もうちょっと作家さんの書いた小説を読みたいと思いましたが、無料なのでしかたありません。本は本屋で購入して読もうということでしょうか。

秋号……送ってきたかな? まだ読んでいない。まさか廃刊……そんなことはない。きっと部屋のどこかに埋もれているのでしょう。探し当てたら読みたいと思います。

PR

11.19(金)読了
エッセイ集。今を時めく作家、東野氏の最後となる(であろう)エッセイ集。
なぜ最後かというと、作家として小説に力を注ぎたい、そのためには極力他の執筆は避けて時間を作ろう、ということだそうだ。エッセイ集も時間が掛かるものなのですね。

東野氏の作品は数冊しか読んだことがありません。特にエッセイ集はこれが始めて。東野氏の作家になるまでの出来事、作家になってからの苦悩などがたくさん書かれていて、なかなか面白かった。その他、今まで書いた自分の著書の簡単な紹介などもあったので、それを参考にして氏の本を読んでみるのも面白いと思った。

エッセイ集は他にも4冊ほど刊行しているようなので、そちらのほうも読んでみようと思う。「あの頃ぼくらはアホだった」は昔、兄の部屋にあっていつかは読もうと思っていたが、読めないまま本はどこかに消えてしまった。まずはそれを図書館で借りて読んでみようと思う。

11.17(水)読了
今回はVOL.3とVOL.0を読みました。VOL.0はVOL.1以前の物語で、どういう経緯で主人公が動物だらけの世界にやってきて、どういう経緯で軍隊で活動しているかなどが描かれています。納得いかない経緯ですが、それはマンガだからということで。

主人公たちのチームはベトナム戦争の従軍して、次第にその戦争の無意味さに気付いていきます。主人公は休暇のため一度祖国へ戻りますが、そこで見たのは世論の反戦運動の高まりでした。休暇を4日ほど残し、矛盾を抱えたまま戦地へと戻っていくことになります。任務とはいえ、つらいですね。

ベトナム戦後、チームは解散。それぞれが新たな道へ進みます。ある者は外食産業で大当たりし、大金持ちになる。ある者はベトナム帰りというだけで投獄される。ある者は難民キャンプへ。主人公は散り散りになった旧友を呼び集め、再びチームを再結成。彼らは新たな任務を帯びて戦地へと向かいます。

戦いに手を染めた者はその中でしか生きていけないということでしょうか。生きがい、ということでしょうか。食い扶持を稼ぐためということもあるでしょう。さまざまな意見があるでしょうが、なかなか良いラストだったと思います。おすすめです。

 

11.15(月)読了
戦記漫画。面白いことに登場人物は全員動物です。
主人公のアメリカ人たちは「うさぎ」。中国人は「パンダ」。フランス人は「豚」。日本人は「猿」。のらくろ方式ですね。アメリカ人がかわいい「うさぎ」という点は気に入らないけど。

軍隊に所属している主人公たちは、世界各地の紛争地に派遣され、次々に任務を遂行していきます。紛争地や武器などもすべて現実の世界とリンクしているので面白い。「オメガ7」と比べて比較的残酷な描写が少ないので、お子さまにも安心して(?)読ませることができるでしょう。やっぱり動物が登場人物なのでリアルではないところが逆に良いのかもしれませんね。血もあまりでないし。首もあまり飛ばないし。

戦闘部分はともかく、うさぎたちは本当にかわいいです。戦記物ではなく、ほんわかした動物物を描いてもいいんじゃないのかな。女子中学生あたりに支持されるかも。無理かな~?

11.13(土)読了
この漫画、何がおもしろいかというとキャラが濃いことにつきると思う。髭面のおとうちゃま、角が生えてる茶魔、背面が裸のびんぼっちゃま……変態ぞろいです。普通なのは柿野くんと御嬢さまよくらいか。もっとも、さまよちゃんは財閥の令嬢という設定だから普通ではないか。

そのなかで、なんともいえないほんわかとした雰囲気を醸しだしているのが、じいやさん。典型的な執事であり、やさしそうで有能なじいや。じいやの人生を描いてほしかった。

とりあえず「おぼっちゃまくん」は4冊しかないので、これで読み終えてしまったことになります。古本屋などで売っていたら購入して全巻制覇したいところですが、なかなか売っていないのが難点。オークションでも一冊500円くらいでやりとりされているとか。ということは、全巻セットだったら1万円くらいで売れるのか……と不埒なことを考えてしまいました。

11.11(木)読了
コロコロコミックで連載していた大人気漫画。
アニメ化もされ、「ともだちんこ」「ぜっこーもん」「おはヨーグルト」など子供の間で流行していたので、今の20代後半から30代中盤くらいまでの人はよく知っているでしょう。

久しぶりに読みたいなーっと思っていると、ブックオフで4冊だけ見つけたので、購入してさっそく読んでみました。いやー、おもしろい。今でもおもしろい。それにしても、ちんこをそのまま描いたり、かなりお下劣な絵が多いのですが、PTAの方は大丈夫だったのでしょうか? これを少年誌(あるいは幼年誌)に掲載するなんて、コロコロも懐が深いというかなんというか。

小林よしのり氏は、現在でも「ゴーマニズム宣言」やその他多数の漫画を描いています。昭和28年生まれというから、今年59歳……? 59歳で現役でギャグ漫画を描くというのもすごいな。このあたりで是非もう一度「おぼっちゃまくん」の続編を描いてほしいんだけど、無理かなー。絶対に20代~30代が購入すると思うんだけどなー。うーむ。

 

11.9(火)読了
青豆と天吾は、1Q84(もしくは猫の街)で巡り合い、そして高速道路の階段を上がり、元の世界へと戻って行く。しかし青豆の記憶しているエッソの看板の「タイガー」の顔の向きが左右逆だった。もしかしたらもともとの世界から180度逆転した世界へと紛れ込んでしまったのかもしれない。しかし青豆は天吾と再び巡り合えた。新たな世界で新たな試練が待ち構えているとしても、二人で試練を乗り越えて行けばいいだけの話だ。

「1Q84」の完結編。さて、天吾と青豆は巡り合うことができます。しかも青豆は身ごもっている。天吾がふかえり(深田絵里子)とSEXしたときに、ふかえりのお腹を通して青豆が身ごもったのだという。そして巻の途中でふかえりは天吾の元から離れて、元いた科学者のところへ帰って行く。それ以後、彼女はストーリーから姿を消す。

天吾と青豆の繋がりを探っていた元弁護士の探偵(?)は、青豆のボディガード的役割を負った男に殺される。ちなみに探偵さん、いてもいなくてもストーリー進行にそんなに影響がなかったように思える。狂言回しのような役割か。

どうもこの作品、村上春樹にしてはあまり面白くなかった。某教団(複数)をモチーフにしたのは良いとしても、あまりにも内容が抽象的で分かりにくい。先のことを考えずに、思いつくまま小説を書いてしまって、最後のつじつま合わせに四苦八苦している印象を受ける。少なくとも、最初から最後までプロットをかっちり作っていないことだけは確かだ。

ダラーッと物語が進行して、盛り上がる場所も少ない。長ければいいわけじゃない、というのを読みながら何度も思ってしまった。これなら2巻で完結したほうがまだよかった。3巻は明らかに蛇足。読者を無視して作者が自分の趣味に走ってしまったのかな?

悪い面ばかりを書いてしまいましたが、幻想的な雰囲気はよくでている作品だと思います。ジャンルは、あるいはSFとかファンタジーになるかもしれません。最後まで「マザ」とか「ドウタ」とか「リトルピープル」などはよくわかりませんでしたが。訳が分からん! というのが正直なところかな。

11.3(水)読了
交通事故の査定関係、慰謝料請求など。
「ナニワ金融道」でもそうでしたが、損保会社のアジャスターは相手側の無知につけ込み、保険料をとことん削ります。そうやっていかないと立ち行かないという会社側の事情もあるでしょうが、それで納得すれば泣き寝入りに終わってしまいます。やはり、おかしいところはおかしいと意見を曲げないことが大事です。そのためには、交渉の下敷きとなる契約書の読み方や最低限の法律知識が必要なのは言うまでもありません。

法律は使い方によって武器になりますが、知らなければ相手側にバッサリ切られて言いなりになってしまいます。しかし、普通の生活を送っていて、法律が必要なことなどそうそうありません。
学校でも、大学で法律学を専攻する人くらいしか勉強する機会もありません。義務教育で最低限の法律の授業を行ってくれればいいのですが、それすらありません。そのため、法律家と話し合わなければいけなくなると、あたふたとして相手の言いなりになってしまいます。ほんのちょっとの知識があれば、五分とはいなくても、相手の申し出を鵜呑みにしなくて済むと思うのですが……。

そんなことを考えさせられてしまう巻でした。
「カバチタレ!」は以降も続刊していますが、家にあるのは8巻までです。機会があれば立ち読みなどして全巻制覇したいと思います。

11.1(月)読了
5、6巻は、交通違反関係、痴漢冤罪事件、家庭内暴力による離婚事件など、かなり暗い話が多いです。

痴漢冤罪は当時(いまもだけど)話題に上ることが多かったため題材にされたのでしょうが、結局、女子高生たちは何の損害も出さず、冤罪で犯人に仕立て上げられた一般人男性が多大な労力を費やした形で終結しました。
それにしても、あんなヤマンバ女子高生など触る男性がいるのでしょうか? お金をもらってでもチカンしたくないタイプですが……。

家庭内暴力の話も悲惨ですね。男が妻に暴力を振るい、妻が子供に暴力を振るう。負の連鎖で下に下に暴力が下りていって、一番下の妹(長男も)は両親に翻弄されていく。それにしても嫁さんをゴルフで殴りつけるなんて考えられませんね。いやぁ、怖い。

交通違反関係は、お上が庶民に対し嫌がらせをする話。わざと標識が見難い場所に隠れていて、違反車がいたらさっと出てきて罰金をとる。あるあるあるある、私も経験ある。こういうことをするから警察不信が増大するわけですが、そんなの一向におかまいなし。だって、税金で食ってるのだから。それよりも標識の方を見やすくするとか、そっちの方に力を注げばいいのに……。

1.3(月)読了
女性漫画第4弾。今回も分厚さ4センチ強。手ごわいです。
タイトル通り、嫁姑問題を中心に仕事、家庭のトラブルが満載の1冊です。まぁ、タイトルに関係なくどの漫画もトラブルばかりなんですけどね。特に一番最初の短編は、湊かなえさんの処女作「告白」にでてきそうな内容でなかなか面白かったです。

とりあえず分厚い女子漫画はこれで終了。あとは薄い付録のような漫画が数冊あるだけ。こちらもざっと読んで終わらせたいと思います。よく頑張って読んだものよ。

今年はブログの掲載が遅れてもいいから、分厚い作品を読んでいきたいと思っています。一週間くらいかけてじっくりと一冊の小説を読むのもいいかなと。「カラマーゾフの兄弟」とか「戦争と平和」とかね。気合入れないと読めないような小説をじっくりゆっくりと……というような読書の一年にしたいと思っています。そのためブログの更新が遅くなるかもしれませんが、ブログのために本を読んでいる訳ではないので、遅読を推し進めたいと思います。



忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
とし
性別:
男性
趣味:
読書、コーヒー、ジョギング
ブログ内検索
フリーエリア
最新CM
最新TB
バーコード
アクセス解析