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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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12.19(日)読了
さっそく図書館で借りて読んでみた。
不思議なことに、巻を進めるごとに面白みが増してくる。ほとんどが一話短編の読み切りなのだが、どれも良くできている。できすぎの感もある。例えてみれば、星新一氏のショートショートのようで、うんうん唸って作り上げた上作のストーリーのような感じ。それを毎回毎回作り上げているので、凄いの一言しかない。

あまりにできすぎているので、漫画とストーリーは別々の人物が作り上げているのではないか? とも思った。もしくはどこぞの話を拝借して漫画にした……まぁ、それはないにしても、どこか完璧さがあってしっくりこない。いや面白いんだけどね。

六巻の途中まで読んでいるところだが、五感よりもさらに面白く、完璧さも増している。漫画でほろりとするなんてあまりないのに。それも少女漫画(?)で感動するなんて生まれて初めてだと思う。人気があるのも頷ける出来栄え。全巻読破しそうな予感がする。

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12.18(土)読了
第三巻を飛ばして第四巻を読了。
教授と享受の付き合っているパンクの彼氏がなぜか仲良くなっている。第三巻でなにがあったのだろうか? それ以外は、おおむね2巻から変わりがない。教授は相変わらず変人で病的。いや、すでに神経病や精神病を患っているといってもいい状態。家族もよく平然と一緒に暮らしてられるなぁと。

若かりし日の教授がたまに出演するが、現在の風貌とほとんど変わらないのがすごい。今が若々しいのか昔からふけているのかは意見の分かれるところだろう。ちなみに小学生くらいの教授は典型的な秀才タイプ。こんな子供嫌だな、と思ってしまった。手はかからないんだろうけどね。

とりあえず面白かった。暇つぶしにはちょうど良い漫画というところか。読まなくても特に気にならないが、あれば読んでしまうという。ほとんどが一話読みきりなので、寝る前にちょうどいいかな。

12.16(木)読了
人気ライトノベルの第3巻。
1、2巻と読んできてまずまず面白いと感じたが、この3巻が一番良かったと思う。特に第4章の桐乃がケータイ小説でデヴューする物語は、登場人物のさまざまな感情が浮かび上がっていてとても良かった。編集者や小説が本になるまでの経緯などもリアルに書かれていて(おそらく著者の実体験ではないかと推測される)、興味深く読み進めることができた。何だかんだ言っても、兄は兄であり、黒猫は黒猫だと思った。仲良いんですよね、基本的に。

桐乃の性格って「涼宮ハルヒ」に似ているとふと思った。言動がそっくりなので、そのままハルヒの顔を(アニメのね)当てても違和感がない。もしかして2番煎じ……などと、第4章の盗作についてを読んでいて思ってしまった。しかし、性格や言動が似ていることを捕らえて「盗作」とは呼べないか。せめて作品の骨格や科白のある程度が似ていないとね。その辺は著作権法の勉強をしたときに覚えたんだけど、すっかり忘れてしまった。ややこしいんだよね、著作権関係の法律って。

さてさて、面白かったので4巻、5巻、6巻と立て続けに図書館で予約してしまいました。自宅のパソコンからオンラインで予約できるのでとても便利です。でも借りるときが困るんだよね。だって、女子中学生のアニメ絵が表紙にドーンと描かれているんだもん。この前なんか、「こ、この本でよろしいのでしょうか……?」と図書館のお姉さんに不審な目で見られて死ぬほど恥ずかしかった。「涼宮ハルヒ」シリーズでもそうだが、表紙を何とかしてほしい。ロリロリ女子高生の画とかさ。あれで男子諸兄の購入者の何割かは逃していると思う。恥ずかしすぎて買えん。

 

12.13(月)読了
短時間睡眠法の実践本。親子三代で睡眠に関する研究を続けていた「睡眠のエキスパート」の氏が、誰でもできる短時間睡眠の方法を分かりやすく語っています。

人生の三分の一近くが眠っている時間です。その時間の質が良くなかったら、人生の三分の一が不満な時間になってしまいます。では、どうすれば睡眠の質を高められるか? 方法は幾つかあるようですが、体温の調整というのは大きなポイントのようです。

人間は入眠時に体温が数度下がるのだそうです。身体がぽっぽと温かいままではなかなか眠ることはできない。これは感覚的に分かります。どうやって体温を下げるか? 皮膚の薄い手足の血管を通して、全身の血液の温度を下げるのだそうです。これは知らなかった。効率良く体温を低下させるために、適度なクーラーの温度設定、冷たい寝具、枕などがすすめられています。これは納得。

本の最終章には、睡眠関連のグッズがたくさん紹介されています。まるでジャパネットた○たのようですが、興味のある方は本書を読んで購入してみてもいいと思います。効果あるのかなぁ。

1.9(木)読了
定期的に送られてくる無料の冊子。
内容はというと、不思議研究所所長というけったいな肩書きを持つ森田氏の体験談、本の紹介、あやしげなグッズの通信販売……。

今回のテーマは、「負け組みのあなたが同窓会で勝つ」というものです。森田氏が高校一年生の時に送られたクラスメートからのメッセージと、高校三年生の時に送られたメッセージを比較して、いかに自分が成長したかを自慢しています。このメッセージ、直筆をそのままコピーして掲載しているのですが、どうみても文章が高校生のものではない。特に女子から送られたメッセージはどう見ても大人が書いたもので、つまりこれは森田研究所のスタッフがテキトーに書いたものに見受けられ、つまりそれは……妄想が入りました。すみません。

最後のほうは、いつものようにあやしげなオカルトグッズや本の紹介。グッズ、超高い。テキスト一冊105000円って、なんじゃこりゃ? 森田氏はこのテキストの占いを勉強して株で何千万円も大儲けしたらしいが、実際にこのテキストを購入して必死に占いの勉強をして株で大儲けしました! という話は一切聞いたことがない。森田氏も一冊十万円の本占いで株で設けりゃいいのに。数ヶ月で何千万円も稼げるんならね。でも何故か彼は中国旅行の代金でひーひー言ってるらしい(前回の冊子にそう書いてあった)。この矛盾。それでもあなたは書籍やグッズを買いますか……(笑)

12.8(水)読了
エッセイ集。主に東野氏の学生時代の日常を面白おかしく紹介しています。

読めば分かると思いますが、東野氏の通っていた中学校は、ものすごい悪の巣窟です。70年代の大阪の、特にミナミの中学校(と思う)といえば「あぁ、荒れていたね……」と大阪人なら即断することができます。その荒れ方がすごい。何が凄いかといえば……読んでみれば分かります(ブルブルブル)。

中学校、高校、浪人、大学(なんとか)、就職と彼の人生を読み解くには最適の一冊と思います。ちなみにこの本は、以前、私の兄の部屋にあって「いつか読んでみよう」と思っていたけど読まずに終わっていた本です(変な文章)。そのうち兄とともにどこかへ行ってしまいましたが(関東か?)、図書館で借りてようやく読み終えることができました。

面白いと思いますよ。東野氏のミステリよりも面白いと……めっちゃ失礼な発言ですね。
しっかし、なんで兄の部屋にこの本があったんだろう? それが一番の謎だ。いつか聞かねば。

12.6(月)読了
人気ライトノベルの第二巻
1巻に引き続き、仲の悪い(?)兄と妹が人生相談のやり合いをしています。兄は何とかして妹の人生相談に解答をもたらそうと奔走します。その結果、友人との仲直りという人生相談の解答は見つかるものの、兄と妹の仲はますます険悪なものに。とほほの兄貴でした。

妹はいないから分からないが、案外、こんな兄、妹の仲のところは多いのかもしれない。ここまでひねくれた妹は少ないだろうが、「めっちゃ仲いいねん、うちら兄妹!」(なぜか大阪弁)なんてところはあまり聞かない。そういうものだろうと思う。

それにしても兄は健気。自分のプライドをかなぐり捨てて、夏コミに参加したり、自分をアニオタと公言したり、妹のことを愛していると妹の友人の前で大声で叫んだり……なんていい兄だろう!涙が出てくる……。もっとこの妹は兄貴に感謝すべきでしょう。そうでないと浮かばれないぜ兄貴。

二巻もまずまずだったので、三巻も読んでみようと思う。でも、1巻の方が面白かったなぁ。なんていうか、親父様と兄貴の対話が最高に面白かった。親父様の迫力がすげぇの。

12.4(土)読了
推理小説。直木賞受賞作(だったかな?)
母子の犯した殺人を匿うため、高校の数学教師が完全犯罪を目論む。3人称でやや倒叙小説気味だが、数学者の行った犯罪隠しのネタは最後の最後まで明かされない。ネタが明かされても、「そんなのありえねぇ」と思ってしまうが、世の中にはそういうこともあるということで。到底納得はできないが。

この作品を読むのに1週間程かかってしまいました。内容が面白くないというわけではないのですが、どうも推理小説は肌に合わない。人の名前や経歴が覚えられなかったり、頭を使ったりして、読んでいて疲れてしまう。推理小説好きに言わせれば、そこが推理小説の醍醐味なのだろうが、私は純粋にストーリーを楽しみたいタイプの人間なので。

東野圭吾の小説自体は好きなので、これからは推理小説以外の彼の作品を選んで読んでみたいと思います。邪道な読み方だろうか? でも好みの問題だから仕方がないよね。

11.25(木)読了
ポップでシュールな漫画。
2巻は漫画のスタイルが定着したような感じがあります。ほとんどが1話読み切りの短編です。小説でいえば、上質なショートショートを読んでいるような感じでしょうか。

とても面白いのですが、少々説教くさいところも。道徳というか、著者の想いのようなものが盛り込まれていて、ただ単純に読んで笑えるという内容ばかりではありません。考えさせられたり、ちょっと重い感じになったり。感動する話が多いのでよしとしていますが。

それにしても、柳沢教授は68才なのには驚きました。確かに髪の毛真っ白だし、見た目もなるほど60代ですが、思考回路や立ち居振る舞いは50代でも十分通用します。あんな68才ばかりだったら活気があっていいだろうなぁ。いや、不気味すぎるか、逆に。

11.23(火)読了
以前から読んでみたかった漫画、「天才柳沢教授」シリーズ。図書館にあったので借りてしまいました。

著者だ女性だったので、おっと思いました。絶対に男性と思っていたのに……。しかしよく見ると、細くて繊細なラインはまさに女性のもの。渋い男性が主人公だからといって男性が著者とは限らない見本のような作品でしょう。

内容は、なかなか面白い。心優しく、曲がったことが大嫌いな柳沢教授。歩き方も常に直角で赤信号には絶対に止まるという、変人。実際にこういう人がいたら絶対に神経症に掛かるだろうなぁと考えてしまいました。

ほとんどが1話読み切りなので、何巻からでも読むことができると思います。ほのぼのしていてよい漫画だと思います。



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