読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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5.21(火)読了
サダキヨがカンナの高校に英語教師として赴任。小泉響子は車で連れられてサダキヨの家へ。その家は友達の子どもの頃の家を再現した「ともだちハウス」だった。サダキヨはそこの館長というわけ。サダキヨはともだち側の人間だったが、改心して反旗を翻す。トモダチハウスに火を放ち小泉と共に逃走。ちなみに病気のモンちゃんはサダキヨのもとを訪問したが、サダキヨはモンちゃんを撲殺してしまう。トモダチに忠実だったという訳だ。 サダキヨは車で逃走するも、事故を起こして死亡した。 カンナはモンちゃんメモを頼りに、彼女の母親(キリコ)が関係していると見られる「オデオン座」に行く。そこで10数年前に撮影された母親の映像を見る。そして母親の「わたしはゴジラ。15万人を踏み潰した」という書き殴りも発見する。2000年大晦日に細菌兵器で多数の人を殺したという意味だろう。 オッチョたちは、小学生の頃の同級生ヤマネが細菌研究所の所長であることを知り、自宅へと向かう。ユーミン党と結託していろいろやっているからだ。しかし自宅は引越し、実家ももぬけの殻。オッチョは思い出したことがあり小学校の図書館へ。そこでヤマネが小学校の頃に書いた「秘密集会のお知らせ 2015年元旦の夜 理科室」という切抜きを発見。まさに当日だったその日、図書館にハットリくんのお面を被った男が登場。 マルオは生きていた。ハロハロ音頭で有名な波春夫の秘書として働き、ユーミン党への復讐を待ち望んでいる。波は有名人なのでともだちに近寄ることができ、そこでマルオは全身爆弾で身を包み、一気に全てを吹き飛ばそうとするが、すんでの所で思いとどまる。 その後、マルオはともだちが誰かを知り、小学校へ。カンナも子供時代の記憶を手繰り小学校へ。理科室にはオッチョたちがいる。そこで2発の銃声。ヤマネくんがお面の男を撃った。倒れるお面の男。しかしヤマネくんも撃たれ死亡。お面を外すと、そこにはフクベエの顔があった。 結構、複雑なストーリーになっているので把握しきれません。もう1度読み直さないといけないかな? マルオは生きていて、やくざのような風体になっているのは驚いた。それにしても、ともだちって誰なんでしょうね。 PR
5.18(土)読了
幼い頃にピアノを習っていましたが止めてしまいました。そしてこのたび、電子ピアノを購入してピアノを再開しました! 購入したのは安い機種ですが、鍵盤が良質なので気に入っています。 そして読んだのがこの本。実は読了はもう少し前だったので、内容はそれほど覚えていないのですが、割とためになることが書かれていたと思います(オイ)。 理論理屈も必要ですが、初心者においては1に練習2に練習、3、4がなくて5に理論でしょう。購入してから2ヶ月くらい、毎日1時間程度練習しています。バイエルを。幼稚園児や小学生が弾く練習曲ですが、初級者の自分にはピッタリと思っています。綺麗な曲が多いし。 独学なので上手く弾けているか判定は難しいですが、ユーチューブで他人の演奏を聞きつつ、何とか数曲弾けるようになりました。いつかショパンのソナタなどが弾けるようになれたらうれしいな、と思っています。 しかし、読書感想文ではないですね、コレ。
5.15(水)読了
待望の奥田英朗の新刊です。糸井美里という女性を主人公に、彼女に関わる人物視点でオムニバス形式で物語が進行していきます。 糸井は最初は中古車販売事務所の事務員として登場し、雀荘の店員、ホステス、不動産社長や議員の妾、彼らから引っ張ったお金で飲み屋を開業し、さらに彼らを殺害して多額の保険金をせしめ……魔性の女とは彼女のことでしょう。ちなみに高校生までは地味な女性だったけど、短大生になったら急に派手になったという同級生の証言があります。彼女に何があったのかは明らかにされていません。 登場人物も、彼女の高校時代の同級生を中心に、刑事、美里の親戚一同、議員秘書など多彩です。徐々に彼女の姿が明らかにされていくのはミステリーのよう。浅田次郎の小説を読んでいるのかと錯覚を覚えました。内容も良いのでお勧めです。
5.12(日)読了
刑務所から脱出したオッチョたちは、世界がユーミン党に牛耳られていることを知り愕然とする。 遠藤カンナの通う高校の小泉(女)は、日本史の自由研究で「2000年血の大晦日」を題材としたことから、夢の中で未来予知をできる老人と知り合い(能力を使用し大金持ちになっている)、当時の様子を聞き出す。それによると、チンヂたちは7人でロボットに立ち向かい世界を救ったが、その功績は全部ユーミン党幹部の手柄となった、というものだった。ケンヂたちは騒動を起こした張本人として悪者扱いされている。 当時の様子を知りすぎた小泉は、ユーミン党から目を付けられ「友達ランド」の研修会に参加させられることになった。そこはユーミン党に洗脳するための施設だった。そこにはなんとヨシツネが掃除夫として働いていた。ヨシツネは小泉に優秀な成績を収めらせた。褒美としてボーナスステージヘ。そこは友達やオッチョ、ケンヂたちの子供時代を追体験できるというものだった。そこで小泉は友達の正体を知ることに……だが、その記憶は残念ながら消えてなくなっていた。 遠藤カンナは能力を使用し、カジノで大勝。その金を皆に与え、教会に集まるように懇願。その内容は、「ローマ法王を一緒に守って」という訳の分からないもの。しかし、見事、多数のやくざや浮浪者が集まり、そこでバンコクマフィアと中国マフィアを手打ちさせることに成功。一方、ユーミン党の刺客である警察官がカンナを殺害しようとするが、そこに現れたオッチョがカンナを救う。 ほとんど粗筋でした。でも面白いです。
5.9(木)読了
エッセイ集。なかなかすごい副題です。 この本を読むまで、大槻ケンヂという人物が何者なのか分かりませんでした。アーティスト、芸能人、ミュージシャン、何かわからないけど、そういうのをやっている個性的な人という大枠があるだけでした。しかし! 彼はミュージシャンであり、芸術家であり、アーティストでもあるマルチな人ということが判明しました。そして作家。 就職せずに生きていくというのは、現代ではやはりリスクが大きいです。おまけに好きなことだけをやって生きていくなんて……無理なんじゃないの? と普通の人は思うでしょう。しかし大槻ケンヂはそれをやっています。 就職せずに、といってもお金がなくては生きていけない。つまり。自分で仕事を作ってお金をもらう訳で、それはある意味就職といえるのではないか、というつっこみはさておき、本書を読めば普通ではない人生を垣間見ることができます。サラリーマンになるだけが人生ではないということが分かるでしょう。それを真似して実行するか否かは自分次第です。
5.6(月)読了
のだめ本編は23巻で完結ですが、アンコールということで24、25巻は日本でのオペラ編。 R☆Sオーケストラを含むアマチュア歌劇団で千秋が指揮を担当。オペラで指揮を振りたい千秋ははるばる日本にやってきて頑張る。ちなみに舞台演出は峰。かなり個性的な振り付けを指導。 のだめは日本で凱旋ソロコンサート。観客を魅了し、世界のNODAMEを印象付ける。アンコールが長すぎてホール側からの苦情が来る一幕も。 どうにか無事にオペラの指揮を終えた千秋だったが、これからはオペラの勉強を頑張らなければと決意を新たにする。そしてのだめに婚約指輪をプレゼント。のだめ感激。 黒木君もターニャにプロポーズ。悩んだターニャは結果的には一時断ったが、黒木君は「1年や2年くらい全然待つ自信があるよ」と男らしい言葉。ちなみに黒木君はドイツへ、ターニャはフランスで先生になるための勉強をすることに。 全体的にハッピーで終わりました。番外編的な位置づけですが、なかなか良かったです。もうちょっと先を見てみたいと思ったレディースコミックスはこれが初めてかも。名作ですね。
5.3(金)読了
三木清良はパリのコンクールで3位入賞。峰とともに日本に帰って行く。一方のターニャは2次落選。金欠で帰国となるところを、黒木君の告白ともとれる、「僕の部屋に住めばいい!」の言葉に感動して帰国を思いとどまる。すごいね、黒木君。 のだめは千秋とのコンチェルトを果たすために大特訓。しかし、千秋とRUIが同じ曲をコンチェルトすると知ったのだめは激怒。いじけてしまう。千秋とRUIのコンチェルト終了後、のだめは千秋に「結婚してください」と迫る。これを逃げと取った千秋。 のだめはシュトレーゼマンの提案で、シュトレーゼマンのオケでピアノソロをすることに。そこでのだめは最高の演奏をする。そして燃え尽き、エジプトやそこらに放浪の旅に出る。フランスに帰国後、千秋はのだめと一緒にピアノを弾く。モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」。2人が最初に弾いた曲だ。そして大団円。 なかなか感動的なラストでした。千秋と父親が少しだけ語り合うシーンもあり、とりあえずめでたし。 キャラクターブックは、それまで1コマでも登場した人たちを詳述しています。曲の感想やパリの案内などもあり、楽しい1冊に仕上がっています。
4.30(火)読了
日本の平和を守るために立ち上がった主人公。しかし、実家件コンビニは何者かに放火されてしまう。ひとまず友人の空き家で生活をするも、すぐにホームレスたちが集まる東京駅地下に移り住む。母親と姪のカンナをつれて。 一方、タイのバンコクでは、主人公の小学生時代のリーダーが生活していた。その名もショーグンと呼ばれ、ヤクザまがいの生活をしている。元エリート商社マンだったが、仕事づけの毎日で家族を省みず、息子が事故死してしまうという不幸もあって離婚。裏社会の人となった。そんなリーダーのもとに主人公から手紙が。地球を救うために日本に戻れという内容。戻る。 主人公のもとに9人の同級生たちが集った。うち2人はヤン坊・マー坊の双子。この2人が主人公たちを時の政権<ともだち党>へと売るわけだ。ともだち党はともだちが主催する半宗教団体で政権与党。政教分離の原則はどうなっているのかと問いたい。 そんな中、予知夢を見るホームレスの予言どおりに、2000年12月31日に、霞ヶ関に巨大ロボットが現れた。実はこれ、主人公が小学校の頃に「予言の書」に書いたもの。9人は銃を片手にロボットに立ち向かう。そして……地球を救う? 時は流れ2014年。17歳になったカンナは東京で生活していた。後見人(?)として、主人公の同級生のユキジ。生きていたようです。政権与党はいまだともだち党。略してユーミン党(略ではない)。結構しめつけがきつい世の中のようで、簡単にいえば北朝鮮みたいなもの(でもないかな?)。漫画を描いただけで永久入房されてしまった漫画家の卵。そのには何と、主人公の同級生、リーダー格のオッチョがいた。彼ら2人で脱獄計画を練る。 5巻途中で1部完といった感じです。以降は14年後のカンナを主人公とした物語。カンナ、かなり可愛くなっています。主人公たちは生きているのでしょうか?
4.27(土)読了
右翼の大物、見沢さんが獄中で書いた本。いわゆる獄中体験記。何らかの賞を受賞したそうです。 見沢さんは右翼の大物ということで、それなりの房に入所されたそうです(実は読了が昔で記憶がさだかではない)。最初に入った房にはまだ普通に会話が出来る人が大半でしたが、次に入った房が、いわゆる精神に異常をきたした人が入る所で(見沢さんは普通の人だが訳あって入房した)、会話できる人がほとんどいない。夜中に意味もなく大騒ぎする。眠れない。看守に苦情を言うと、まともな苦情を聞いたのが久しぶりだったようで、ポカンとされたそうです。まともな会話が成り立たないところです。 そんな所で約10年間暮らした見沢さん。健康で頭も無事で、しかも30代という若さで出てこれたのは幸いというべきでしょう。おまけに、家族の手紙に暗号文で小説を書き溜めて送り、受賞までしてしまうのですから恐れ入ります。 雨宮かりんさんも対談で仰っていましたが、ある意味衝撃的な本です。内容はもちろん、読み物として飽きないように工夫されて書かれています。お勧めです。
4.24(水)読了
子どもの頃の友達が大人になったら「ともだと」と呼ばれる宗教団体の教祖となっていた。子どもの頃の逸話と30歳を超えた彼らが織り成すミステリー、といったら分かりやすいか。 雰囲気は「オールウェイズ3丁目の夕日」のような感じです。そこまで古くはないですが。「ともだち」に関係する人たちが犯す殺人事件。友達のマーク。そして近未来に起こる、巨大ロボットによる世界の破壊。主人公が子どもの頃に考えた「想像」が時を越えて「現実」となって現れる。サンフランシスコ、ついでロンドンでの生物兵器事件。レーザー銃。子どもの頃の友人たちの謎の死。姉の失踪……。 3巻まで読みましたが、ストーリーがまだ見えてきません。どうやら主人公には未来を創造する力のようなものがあるみたいです。子どもの頃に考えたストーリーが現実となって現れる。そしてそれが破壊的なものばかり。はたして世界は破滅するのか。そして「ともだち」の正体とは。謎が謎を呼ぶ。 |
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