読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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9.28(水)読了
両親が、夕食のたびに歯について話すのを聞き、歯の健康について考えてしまいます。歯が悪くなったら食べたいものも食べられなくなり、第一、食事がおいしくない。するめを食べるなんてもってのほか。 そんな状態にならないために、歯について少し勉強しようと思って読んだのがこの本。 歯の磨き方、治療法などが書かれていて、とても役に立ちます。入れ歯、ブリッヂをすると、両隣の歯に負担がかかり、抜けやすくなるそうです。これは怖い。 歯の治療で歯科医が難儀しているのは、保険で賄える部分が少ないことです。良い治療法があっても、保険適用外の場合は治療者に大きな負担(数十万円)がかかってしまう。やむなく保険適用だが今一の治療法を適用する。そのため歯が折れる……これも嫌ですね。本著では、たとえば歯が一本折れた場合は、保険適用外で少々価格が高くなっても、良い治療法をすることを勧めています。そのほうが安価で済み、満足度も高い場合が多いからです。 なんにせよ、日々の歯磨き、メンテナンスが一番大事です。毎日時間をかけて歯を磨こうと思います。 PR
9.25(日)読了
人間の思想、信条は、教育によっていかようにも変えられる、ということを、わずか23分間で描いた作品。 高校の頃、図書室の司書さんに何かお勧めの本はないかと尋ねたところ、数冊の本を提示してくれ、その中にこの本も入っていました。当時は読まなかったのですが、今回、あらためて読んでみました。 読む前はSFチックの本だと思っていましたが、まったく違いました。シーンは小学校低学年の生徒たち。外国から若い先生がやってきて、それまでの先生に取って代わって授業を始める。それまでの授業をやんわりと否定しながら生徒たちの信任を得ていき、わずか23分間で生徒たちの考え方を支配してしまう……。読んでいて怖くなりました。ホラー本といってもいいくらいに。 著者のクラベルは、第二次世界大戦中に日本軍の捕虜になった経験があるそうです。そのときの経験が本著に影響を与えているのは間違いないでしょう。小さい頃の教育はとても重要だと感じました。
9.22(木)読了
イタリア対決とおむすび対決。 イタリア対決は、山岡一行がイタリアに行って生ハムに感動して帰ってきます。それで至高の料理との対決を制する。相手は良三ですが。 おむすび対決、ここまできたら何でもありの予感がします。おむすびの主役は何といってもお米ですが、今回、究極も至高も米についてはさらりと流しています。以前だったら変質的なまでに米にこだわっていただろうに。一粒一粒よりわけるとか。ここでは至高の勝利。 82巻のスイーツ食べ放題で、副部長がケーキ12個を食べてダウンする話がツボだった。不二家でケーキ食べ放題があるが、そこで14個食べてダウンした思い出があるので、副部長の気持ちが良く分かる。それにしても、スイーツ食べ放題で500円って激安だなあ。近所にあったら毎週でも行ってしまいそう。
9.19(月)読了
9.16(金)読了
その名のとおり、ファンタジー本をあらすじとともに紹介したブックガイドです。 私はファンタジーはほとんど読まないのですが、たまーに面白いファンタジーを読んでみたいと思うことはあります。しかしどの本が面白いか分からない。以前、SFを読もうと一念発起したことがありますが、面白くない本ばかりだったため、10冊程度で挫折してしまった経験があります。その二の舞になると嫌なので、この本を読んで取捨選択しようと思いました。 最初に紹介されているのが「指輪物語」。DVDで全体の3分の1を観たことがありますが、なかなか面白かったと思います。そして著者も「指輪物語」を褒めている。一番お気に入りのファンタジーはこれだ、と。最初に読む本はわずか10秒で決まってしまいました。 このほかにも、およそ100冊の本が紹介されています。なかには、これをファンタジーに含めてもいいの? という本もありますが(「冒険者たち」=「ガンバの冒険」とか)、初心者のガイドブックとしては素晴らしい出来だと思います。これを参考にファンタジーしようと思います。
9.13(火)読了
77巻は日本全県味めぐりの大阪編。78巻はワイン編。 大阪というと「早い、安い、旨い」という言葉が有名ですが、最後の「旨い」はけっこう「不○い」と読み替えられることがあります。安くて多くて早くて、でも味が……ということです。それに大阪って名物がたこ焼きくらいしかないし……なんて言ったら大阪府民に怒られそうですが。それにしても、焼肉って大阪が発祥の地だって知りませんでした。在日韓国人が多いので、なるほどといった感じです。 ワインについては、大原社主の姪が活躍します。そして、晴れて東西新聞社から離れて雑誌作りに精を出すことに。あまり人気のないキャラを主戦級から外したのでしょう。まぁ、ワイン限定の知識なら使いどころも限られるので、そういう意味では「ワイン雑誌」でがんばるほうが使い勝手も良くなるでしょう。 海原雄山とゆう子の接近遭遇が気になります。病院で遭遇する機会が多いですね。雄山が事故で死にそうになったり、ゆう子が入院したり。山岡をのけて2人の仲は深まるのでした。
9.10(土)読了
なでしこブームに乗っかって、澤選手が2年前に書いた自伝、「ほまれ」を読んでみました。 澤選手がサッカーを始めたきっかけ、幼少時代の性格、生活環境、所属チームの解散、アメリカ留学、日テレベレーザへの復帰、そして東アジア選手権での優勝までの軌跡が詳しく書かれています。 今回、なでしこがWカップで優勝しましたが、そのシーンについては書かれていません。澤選手に一言だけでもコメントをもらって、ページの最後にでも掲載するべきでしたね。2011年8月10日に緊急増刷したようですが、それだけではあまりにも能がないというか。 それにしても、10年前は中国、北朝鮮には歯が立たず、20年前には海外遠征で2桁失点もあったということですから、なでしこの成長ぶりはすごいですね。少し前に行われたオリンピックアジア予選でも、苦しみながらも韓国、オーストラリア、タイを破り、日本を除くアジア最強(と私は思う)の北朝鮮にも引き分けで見事オリンピック出場を決めました。最終戦の対中国は負けても2位以上が確定しているので、安心して見ていられます。もちろん勝ってもらいたいですけどね。澤選手に豪快にシュートを決めてもらいたいと思います。
9.8(水)読了
9.5(月)読了
エッセイ集。 山本一力の本は読んだことがなかったのですが、以前、彼を紹介した文章の中で、彼は借金を返すために小説を書き始め直木賞を受賞した、と書いてあったのを思い出して、図書館で本を借りて読んでみることにしました。 書いてありました。結婚三度、結婚先の実家のお金で事業を立ち上げ倒産。その借金を返すために、小説を執筆。賞を受賞。ついには「あかね空」で直木賞受賞。……なんかすごい。新田次郎氏も生活のために小説を書き始めたそうですが、こういう人たちは何か勝算があって書き始めたのでしょうか。怨念でしょうか。前者少々、後者多大な感じがします。 読むと一力氏の波乱万丈な人生の一端を知ることができます。ジェットコースターのような人生なので、外側から見ている分には面白そうですが、本人はたまったものではないと思う。まあ、そのおかげで小説家になることができたのでしょうが。
9.2(金)読了
59巻にジュディが初登場。オーストラリア旅行の際に団社長と出会う。最初は討論ばかりして喧嘩ばかりしているが、最終的に結婚へ。ちょっと唐突な気がしないでもないが、他の主要登場人物が結婚ラッシュなので、団社長も乗り遅れてはならないと作者が思ったのでしょう。 66巻は紅茶の関する話が3話連続である。海原雄山は紅茶にも詳しいようで、至高の紅茶なるものをすでに完成させていたそうです。雄山が知らないものってなんだ、と思わせるような話でした。 それにしても、オーストラリアといいベトナムといい、あちこちに話が飛びます。人気漫画家なので取材旅行もたくさんあるのではないか、漫画の内容からいっても美味しいものをあちこちで食べているのではないか、と少しうらやましくも思いました。でも、鳥の卵を羽化寸前で茹でて食べるのは……ちょっと抵抗あるかな。機会があれば食べてみたいけどね。 |
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