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読書日記を感想文的に書き綴っています。「お知らせ」には日々の雑感、興味のある分野を記載しています。
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3.26(月)読了
黄飛虎に続き、土行孫も敵にやられ、城門に首が掲げられる。悲報を聞いた土行孫の妻は一騎で敵に突入し、そのまま帰らぬ人となった。

手ごわい敵に対し、周軍は弩などの新兵器を使用してなんとか打ち破る。そして諸侯との盟約を結ぶ。覇王はもちろん武王。ここに一大勢力が成った。

全関門を撃破されたことに動揺したちゅう王は、自ら100万の兵を率いて布陣する。しかし前軍、中軍ともに戦わずして周軍に帰順。殷を見限る将兵続出。城に立てこもったちゅう王だが、場内の民衆も周に味方し反乱。内側から城門が開かれ、太公望たちは入場。勝敗は決した。

ちゅう王は城に火を放ち自害。だっ姫とその手下(魔物)は肉体を滅し、そのまま数百年の眠りに着く。再び住み心地の良い世界になったら現れると誓って。

殷周伝説もついに終了です。太公望は武吉を引き連れて斉の国に行きます。新しい国づくりの始まりです。続きの話も知りたいところですが、ここで終了。大団円といっていいでしょうね。
 

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3.23(金)読了
次々と関を破る周軍だが、敵の放った疫病者の疫病に罹り、兵たちは次々と倒れていく。何とか薬を持ってきて兵たちは元気になり、この関門も突破。

次の関門で思わぬことが。女性将校に一騎打ちを挑んだ黄飛虎だが、飛び道具に両目を潰されてしまい自害。首は敵に取られる。正義の武将のイメージが強い黄飛虎がここで倒れるとは夢にも思いませんでした。

この関門で周軍は攻め倦みます。太公望は新兵器の弩を作り、敵兵を何とか打ち破りますが、それはもう少し先の話。武将をどんどん失い、兵士も減っていきます。ここが一番辛いところといった感じです。

それにしても黄飛虎は無念です。妻、息子を失い、最期には自分も討ち取られてしまいます。できればもう少し生きていて欲しかったのですが、歴史は無常ですね。
3.20(火)読了
2読目です。宇宙存在のバシャールと経営コンサルタントの本田健の対談(!)です。

本田氏は「ユダヤ人大富豪の教え」という本で有名です。対談内容も経営に関すること、経済に関することが多かった気がします。

本田氏がバシャールに、今後の世界経済について突っ込んで尋ねると、バシャールは「具体的内容は答えられません。私たちはあなた方の選択に首を突っ込むことは許されていません」と言っていなします。読者はその辺が聞きたいんですけどね、本当は。

バシャールとの対談本は、元格闘家の須藤元気氏との本によって人気に火がつきました。本田氏、須藤氏、以外にも、関根あやこ氏(バシャールのチャネラー)、坂本政道氏との対談本が出版されているようです。須藤氏との対談は素晴らしい内容が多かったです。坂本、関根氏との対談はまだ読んでいないので、機会があれば見てみたいと思います。
3.17(土)読了
敵将に乗り移った魔物を西方の行者が成敗し、周軍は金鶏嶺を撃破することに成功。次なる関門を攻めるに当たって、太公望は周軍を3軍に分ける。左右の両関門を落としてからし水関を攻めようという作戦だ。

少数の関門相手に攻め倦む周軍。さらにとうきゅう公、黄飛虎の四男の黄天祥が捕らえられ斬首。その後奮起して、なんとか両関門を攻略することに成功。いよいよし水関を攻める。

し水関の長は逃亡し庶民として生きようと決意するが、息子2名が徹底抗戦を主張。しかし軍勢差はいかんともしがたく、息子2名は捕虜となり斬首。長である父親も自害。し水関はあっという間に落ちた。次なる関門もわずか1日で落とし、さらに進撃を続ける周軍。19巻へ続く。
3.14(水)読了
日本の歴史認識に関する懸賞論文を発表したことをきっかけに、航空幕僚長の地位を追われた田母神氏の自叙伝的作品。

内容はというと、辞任に追い込まれた事件の顛末、生育環境から自衛隊に入隊したきっかけ、歴史認識などです。本を読んでいてもそう思うのですが、なかなかウィットに富んでいてとても航空自衛隊の幕僚長とは思えません。しかしトップというのは案外そういうものかもしれませんね。

実はこの本を読んだのは数週間前。感想を書くのが面倒くさくて(すみません)、しばらくほったらかしにしていました。そのため正確な内容は忘れてしまっているという体たらく。申し訳ございません。

しかし現在の日本の右翼化を鑑みると、近い将来、田母神氏の発言内容が「そんなの当たりまえじゃん!」と言われる日が来る気がします。それがめでたいことか、めでたくないかは別としてですが……。
3.11(日)読了
短編集。例によって親子関係が破綻しているケースがあります。
夏休みの学生バイトの話、酒好きでだらしない父親のもとに母親の代理として離婚届をもってくる息子の話など、内容はさまざまです。

内容的には60点の出来、まずまず読めるといったところでしょうか。特に印象に残る作品はありませんでしたが、文章が巧いので安心して読むことができます。そういうところはさすがですね。

浅田氏の本はほとんど読みましたが、長編、短編ともきっちり仕上げる作家という印象があります。なんでもストーリーを作ったら、途中で変更などはほとんどせずに一気にラストまで書いてしまうそうです。途中で変更するのが怖いので、ラストのシーンから書いて、次に最初から書いていくと何かの本で読んだこともあります。いろいろな書き方があるなと感じました。
3.8(木)読了
敵側の流した毒水で兵士はばたばた倒れていくが、仙人のもとから持ってきた薬でなんとか健康を回復する。敵側を場内におびき寄せ敵兵を殲滅することに成功。またしても武王側の勝利。

武王は東、南、北伯候と同盟を結び60万の兵力で殷を攻め立てる。殷側は三山関の孔宣を征伐軍に任命する。武王側の武将は征伐軍によって次々と捕らえられていく。スズメ蜂によって黄飛虎の息子、黄天化も殺される。スズメ蜂による攻撃は蜂を食べる鷹を使用することによって防ぐことができたが、孔宣の息によって味方の武将は簡単に捕らえられてしまう。実は
孔宣の身体には魔物が住み着いていて、魔力によって不思議な力を得ているのであった。

その魔物を10年追い続けている西方の導師が(都合よく)武王のもとにやってきて、帯軍することになる。太公望は30万の兵力で金鶏嶺を攻撃するが……。17巻に続く。
3.5(月)読了
土行孫は傷を負ったとうきゅう公とその娘の治療をして信頼を得る。そして軍の司令官に就き、武王軍の武将と一騎打ちを挑み、次々と将軍を捕らえていく。武王軍は土行孫の師匠のもとに出向き、土行孫の行為を洗いざらい話す。師匠筋は驚き、山を降りて自ら土行孫を捕らえに行く。

哀れ捕らえられた土行孫は山の掟に従い死罪の色が濃厚。しかし役に立つ男ということで、武王軍の一員となり命を永らえる。太公望の策略で敵方の王の娘と結婚し、王を帰順させることに成功。
土行孫は一目ぼれしたとうせん玉と結婚でき、武王方は敵を帰順させることが出来て万々歳。

ちゅう王は次に、だっきの父親の軍隊を討伐隊として差し向ける。蘇護はかねてからちゅう王を見限っており、近いうちに武王に帰順を目論んでいたため、これを機に武王のもとに走ろうと考える。家族は賛成したが、一人の武将がそれに反対する。そんな折、蘇護のもとに導師がやってくる。朝廷から蘇護の力になるようにと言われて来たらしい。導師たちは川に毒薬を撒く。部王軍の兵士は次々と倒れていき、約3万人の死傷者をだしてしまった。15巻へ続く。
3.2(金)読了
呪術を使う魔礼4兄弟はあえなく討ち死に。それならばと聞仲太師が大将として出陣し、武王軍と戦いますが、太公望の16方の陣に破れて戦死します。聞仲太師は、わざと負けたとだっきに悪口を言われ、その一族は処刑されてしまいます。中国ではお決まりの手法ですね。

ちゅうおうは次なる軍として、とうきゅう候を指名します。
とうきゅう候の娘は女だてらに武術が上手で、将校として兵を指示しています。その美貌を噂で聞いた、山で仙人修行をしている土行孫。師匠の許可を得ずして殷軍に加わります。そしてその美貌に一目ぼれした土行孫は……、というところで次官に続く。

まあ、これはラブロマンスですな。むさくるしい戦場でもこのような話があれば、少しは気もまぎれるというもの。それにしても、仙人修行者が一目ぼれとは……修行が足りませんね。
2.28(火)読了
謀反を起こした黄飛虎は次々と関所を突破し、無事、西岐に入城。太公望のいる武王の臣下となる。周辺諸侯の反乱を抑え帰国した聞仲太師は事のあらましを知り、黄飛虎を生け捕りにするために配下を出陣させるが、逆に囚われてしまい、事の是非を説かれて逆に帰順してしまう。続いて20万の討伐軍を差し向けるが、雪を味方にした太公望の作戦により、殷軍は全滅する。

殷は魔家四将という4兄弟を出陣させる。評判がよくない兄弟だが、不思議な術を使い、力もある。非常事態ということで西岐へと差し向ける。4兄弟は不思議な術を用い、緒戦は殷の大勝利。武王は3万あまりの兵士を死傷し、9人の弟の将軍を失う。

さて、魔家四将というマンガのようなキャラが登場し、殷は久しぶりに勝利します。こういう将軍は最初は勝ちますが、すぐに正義のヒーローにやられるといのが筋書き。10巻に期待しましょう。


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